その1では、歯並びに影響しますというお話をしました。

今回は、風邪をひきやすく、病気になりやすいということをお話ししたいと思います。

お口を閉じて鼻で呼吸をしている人は、鼻を通ることで、加湿器・空気清浄器を通過することになります。

口呼吸の場合は、空気の汚れやウィルスを直接喉の粘膜に付着させることになり、身体に悪いウィルスが取り込みやすい状態になっています。インフルエンザにかかりやすいという統計もあるようです。扁桃炎になりやすいという方は、もしかしたら口呼吸ではありませんか?

以前、テレビでこんなことも話していました。南極、北極に近いところに住んでいる人は、鼻呼吸することで空気をいったん温めて肺に送り込んでいるそうです。マイナスの世界で生きるためには、肺を凍らせないことも必要なんですね。鼻は、空気清浄機、加湿器に加えて時には暖房機の役目も果たすようです。

口呼吸の方、マウスピースやお口トレーニング(あいうべ体操もその一つです)で治ることもあります。お気軽にご相談ください。皆さんの健康を応援します!

萩野歯科医院